ブランドイメージを継続的に伝えて行こう|ブランドの認知度アップに必要なこと

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ブランドイメージは継続的に伝えていきましょう

どんなブランドでも、最初は無名から始まります。最初は企画・開発をやる人しか知らないものです。そして発売に至っても、世間に認知されるまでは時間がかかります。これはマーケティングでもよく言われていることです。

今回はブランドの認知度を継続的な活動で上げていく方法について解説します。ブランディング担当者だけでなく、フリーランスやアマチュアとして活動する人にとっても、ブランドイメージを作って伝える活動は有効です。例によってブランディング初心者を対象に書きます。

ブランドは1日にしてならず

ブランドを知ってもらうためにはブランドのイメージや特徴を粘り強く継続的に続けていくことが必要です。

今時の言葉でいえば、バズらせて一気に有名になりたいと思うこともあります。私もバズったらいいなぁなんて思うことはあります。しかしそんな都合のいいことは起こらないですし、バズってもすぐに忘れられます。

ローマもブランドも1日にしてならずです。今有名なブランドだって、鮮烈なデビューで注目されたものがないわけじゃないですが、そういうのはトヨタがレクサスを作ったとか、〇〇でトップのXXさんが新しく始めたブランドみたいな既に実績がある企業や人が立ち上げたブランドならありうる話です。

ここではごく普通の会社や人がブランドを立ち上げて、無名なところから地道に認知度を上げて行くという前提で話を進めていきます。普通の人というのは普通の会社員も該当しますが、個人で活動するアマチュアも該当します。もちろんフリーランスもです。

普通にブランドを立ち上げたら、最初は無名から始めます。秘境の奥地にある知る人ぞ知るお店レベルの認知度から始めるのです。実際に私自身、作曲をやってオリジナル曲を公開していますが、認知度を上げるのは至難の業です。

オリジナル曲を作って公開してみて解ったプロデュースの難しさ

ここから地道に、このブランドではこういうことをしたいんだ、こういうことにこだわっているんだということを伝えつつ、製品やサービスにもそれを反映して展開していきます。決して1日にしてならず。地道に続けていきましょう。

ブランドのイメージが顧客の頭の中にできることが大事です。そして人間は1回では覚えません。CMだって何度も繰り返して放送されます。人間は何度も目にしてようやく覚えます。だから地道に繰り返し伝えていきましょう。

ブランドに関して決めるべきことはこちらを参照してください。

ブランドイメージを継続的に伝えよう

ブランドイメージは継続的に伝える必要があると書きました。ではどこでどう伝えていけばいいでしょうか?これには正解はありませんが、チャネルは沢山あります。

トリプルメディアという観点があります。ホームページやSNSのような自前のメディア、広告のようなお金を払って露出するメディア、第三者のメディアの3種類で考えるというものです。

また製品・サービスそのものや店舗など現場の顧客接点でも伝えることが可能です。

このチャネルが正解とか、このチャネルがベストというものはありません。自社にとって有効そうなチャネルを選び、それぞれのチャネルでどのようなターゲットにどのような内容を伝えるかよく考える必要があります。

SNSやnoteを活用しよう

SNSは定番の手段

あなたももしかしたらSNSで企業の公式アカウントをフォローしているかもしれません。私はパン屋のアンティークやじんべえさんをフォローしています。

ハートブレッドアンティーク【公式】

【公式】じんべえさん

マーケティングの教科書通りですが、繰り返し発信することで認知されます。そして最新情報や自社・ブランドのこだわりや活動を伝えることもできます。

私もハートブレッドアンティークの期間限定商品をTwitterでチェックし、気に行ったら店舗に買いに行っています。

またSNSはBtoC企業が有効なのはもちろんですが、BtoB企業でも事例があります。最近は残業の少なさを売りにしているIT企業の公式アカウントを見ました。受託システム開発の会社なのでBtoBですが、残業が少なくて働きやすいことや、残業しないことのメリットなどについて発信していました。

またSHARPのTwitterアカウントのように、ネタ枠扱いされているものもあります。ブランドには個性や差別化要素があるものなので、個性は検討の余地があります。しかし個人のアカウントならまだしも、企業の公式アカウントで個性に走ると、受け入れられにくくなったり炎上したりするリスクはあります。匙加減を考える必要があるでしょう。

伝説の「中の人」浅生鴨さん、現役最強シャープさんが登壇。自然とフォロワーが集まってくる秘訣とは? SNS公式アカウントNight

noteは読んでもらいやすいというメリットがある

noteは読んでもらいやすいので、アピールの場として適していると私は考えています。ハッシュタグで読者に見つけてもらいやすいですし、最近は法人向けアカウントも増えてきました。企業・個人ともに自分の考えや取り組みを発信するのに役立ちます。

私はnoteでYouTubeに投稿しているオリジナル曲をアピールするようにしてみたところ、チラホラと再生されるようになりました。それまでは無名の個人のメディアというのもあって閑古鳥が鳴いていたのにです。

https://www.youtube.com/@biginunekoworkshop/featured

この記事を書いている時点で、私はnoteを2年2か月くらいやっています。書くとすぐにスキを付けてもらえますし、10スキや20スキを達成することも10件に1回はあります。ブログやホームページと違って、意見や体験などを読んでもらいやすいと感じています。

まずは認知度を上げることが必要ですので、継続的にnoteを更新するメリットはあるでしょう。

ブランドイメージが認知されることのメリット

先ほど残業の少なさを売りにしているIT企業の例を書きました。他にも技術力をアピールしている企業などもあります。

こう考えると人材採用という面でもSNSはメリットがありそうですね。ブランドイメージが伝われば、製品・サービスが売れる、ファンを獲得できるのはもちろんですが、ブランドに魅力を感じた人が応募してくる可能性もあります。

ブランド力があると端的に言えば売れるわけですが、採用面でもメリットがあります。例えば名だたる大企業に入りたい人は沢山いるでしょう。ベンチャーが上場したら優等生的な人材(学歴や職歴が高い人)が沢山応募してくるようになったという話も聞きます。

技術力が高い会社、あるいは技術者を大切にしている会社がそのことをアピールすると、技術者が集まってくるというケースもあります。IT業界では書籍や雑誌の執筆をやっている会社はレベルが高いというイメージがあり、技術志向の人が集まります。

リクルートのように独立を前提として事業の企画・運営の勉強をする場となっている企業もあります。これも地位を確立してブランドイメージが世間に知れた企業の例でしょう。

このように採用面でもブランド力はメリットがあります。

また最近は顧客のコミュニティを活用する企業もあります。レゴのようにユーザーが情報交換する合うコミュニティを作る企業、ワークマンのようにアンバサダー制度を採用する企業もあります。ブランドの認知度を高めてファンを獲得できれば、こういう制度によって顧客の維持や製品・サービスの開発などができるようになります。

終わりに

ブランドは認知されなければ何もできませんが、認知されれば効果が大きいです。そのためにもバズって人気者になるなどと欲をかかず、地道に取り組みましょう。私も自分のメディアで地道に取り組みます。

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